「旅先では私はあまり知られていないかもしれません。だからアメリカンエクスプレスカード」
このCMの全盛期、私ははじめて海外旅行をしました。
まだクレジットカードを所持することがそれほど一般的ではなかった時代ですから、
学生の私は、もちろんのこと、クレジットカードの使い方さえ知りませんでした。
しかし、同時に、その当時、海外旅行には危険が付きものだと言われていました。
たとえば、スリ。
イタリア旅行をした先輩に、「駅の真ん中で子どもたちに囲まれて、財布をすられた」などという話を聞き、恐ろしいものだなと思ったものです。
そんなときに、クレジットカードがあったら、どれほど便利だったでしょうね。
もしすられても、すぐにデスクに電話をし、使用の停止を申し込めばよいのですから。
――そんな便利さのせいか、クレジットカードの種類は、雨後のたけのこのように増えました。
まずは、最初に述べた、アメリカンエクスプレス。
これは、クレジットカードの草分け的存在ともいえるかもしれません。
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そして、マスターカード。
マスターというので、「ご主人さましか持てないカードなのか」と思ったらそうではないようです。
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次によくつかわれるのがVISAカード。
昔、クレジットカードに写真を載せられていたことがありました。
つまり写真代が余分にかかるわけですが、ビサカードは写真代を負担するサービスをしていました。
しかし、写真店で「ビサカード用の写真をお願いします」と依頼したら、ビザ用の写真ができあがってきたというトラブルもあったようです。
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